PHOTO:© WSL / Ethan Smith/Surfing Australia
新型コロナウイルスの影響で2020年に行われるはずだった東京オリンピックが延期となりましたが、開催まで残すところ後4ヶ月となり、今回オーストラリア代表のチーム名が発表されました。
日本代表チームは「波乗りジャパン」と呼ばれてるチーム名だが、オーストラリアでは「The Irukandjis(ザ・イルカンジス)」というチーム名が発表された。
ザ・イルカンジスとはオーストラリアの近海に生息するイルカンジクラゲから名付けられ、「殺人クラゲ」とも呼ばれるほどの猛毒を持っていて、海では敵なしという意味合いです。
またイルカンジクラゲというのはクイーンズランド州北部の先住民「イルカンジ」から名付けられ、オーストラリアの先住民族の文化を取り入れたチーム名となっています。
多くのCTサーファーを輩出しているオーストラリアでは、ジュリアン・ウィルソン、オーウェン・ライト、サリー・フィッツギボンズ、ステファニー・ギルモアといったメンバーがCTランキングから選ばれている。
その中でもステファニー・ギルモアは7度の世界チャンピオンにも輝いており、東京オリンピックでも金メダル候補の呼び声も高い。
ザ・イルカンジスというチーム名は東京オリンピックだけの呼び名ではなく、今後のISAやWSLイベントでも活用していくそうです。