Next Prev

海と地球を慈しむ、キュートなサーフプリンセス パチャ・ライト

BeachCulture 2019/02/02

ビラボンチームライダーとしてオーストラリアを拠点に活動するハイティーンのプロサーファー「パチャ・ライト」。ブロンドヘア、ヘルシーに日焼けした肌、太陽のように明るい笑顔がトレードマークの生粋のビーチガールだ。親日家としても著名な彼女は、環境保護の活動をしている両親とともに幼い頃から世界中を旅し、シンプルなライフスタイルを送っている。 

Question(以下Q):出身と家族の構成・生い立ちを教えてください。
Pacha(以下 P):南米エクアドルの高い山にあるケチュア族の村で生まれました。私の両親は環境活動家で、森を守る活動をしていた母と弟と一緒に世界中を旅したの。母が Sloth Club という環境グループに属していてその講演を各地でしていたので、日本にも何度も訪れてます。

Q:ご両親は環境活動家ということですが、彼らから学んだことは?
P:私は両親の活動や考え方に影響されました。生まれた時から環境が脅かされている場所に行き、自分達の土地を守ろうとしている少数民族にも会いました。なるべくエコな方法で生活して地球にもっと優しくする事について、ステージへ出てスピーチしたり。私自身は、Surfrider や Seabin、Sloth Club of Japanといった複数のオーガナイゼーションと繋がって活動をしています。

Q:サーフィンとの出会いは?プロサーファーになった経緯を教えてください。
P:両親の影響もあって、私は小さな頃からずっと海が好きです。新しいサーフスポットを見つける度にどんどん海を好きになって行きました。9 才の時に自分のサーフボードを欲しいと思ったんだけど、高価で買ってもらえなくて。それで、音楽プレイヤーを持って2011年にゴールドコーストで開催したRoxy Proに出向いて、チップ目当てにサイドウォークで音楽をかけて踊ってみせて。30分くらい踊っていたら、ローラ・エネバーがやってきて一緒に踊ってくれて、その後にサーフボードをプレゼントしてくれたのよ。興奮して、それから毎日そのボードでサーフィンしまくったわ。

Q:最近のフェイバリットサーフスポットを教えてください。
P:私のオールタイムフェイバリットのサーフスポットは、スーパーバンクと呼ばれているSnapper Rocksよ。家からとても近いの。

Q:海やサーフィンは貴方に何をくれますか? 
P:海はたくさんの喜びを私にくれます!ストレスから開放してくれて、今の瞬間に心を置く事ができるの。私のホームでは、毎日のようにイルカやウミガメ、ザトウクジラがいる海の中でサーフィンできるの。とってもラッキーだと思うし、毎日海に入る事が出来て感謝の気持ちでいっぱいよ。みんなでワクワクしたり、良いバイブスを感じているの。そんな仲間達を見ているだけでも幸せな気持ちになれます。みんなと居るとサーフィンのコンペティションのレベルも向上するし、素晴らしいサーファー達のイノベーションや進歩にとてもインスパイアされているの。

Q:サーフィン以外の趣味はありますか?
P:歌、ダンス、ウクレレの演奏ね。それと海岸線や環境、そこに住む生き物の保全活動をしているローカルのイニシアチブのお手伝いをして地球に優しくする事です。自分の水筒を持ち歩いたり、お店ではストローを使わない事です。そん な小さな事が変化のきっかけになると思ってる。私の家や家族は、少ない物で幸せを感じているの。家を小さくしてみたり、自分達で出来るだけ食べ物を育てたり、物がどこから来て、どこに行くのかを考えたりしてます。学んで自分が出来るポジティブなやり方で行動に移すことが大事だと思う。

Q環境に対してのモットーやゴールを教えてください。
P:自分が愛するものに気を配る事。そして、自ら変化を起こす事。問題は大きいかもしれないけれど、より良い世の中になる事への愛や気持ちがあれば、行動に移すのは難しい事ではないと思うの。

Q:尊敬している人はいますか? 
P:母です。彼女は私に様々な精神的な事、ガンジーやルミのような素晴らしい人々について教えてくました。素晴らしく思いやりのあるインスピレーションを与えてくれる人達に会わせてもらった事も沢山あります。変化を起こすには行動する事が大事で、私の精神性は母から自然と受け継いでいるんだと思います。

Q自分がなりたい人間になれるように、何かやっている事はありますか?
P:朝起きてから夜が明けるまで感謝の気持ちを持つ事です。良い事、嫌な事にも、晴れの日でも雨の日でも、風が強い日でも穏やかな日でも、外に出て海と一緒にダンスをするの。そうする事で謙虚になれ、同時に力を与えてくれます。

Q:幸せを感じる時はどんな時ですか? 
P:空を見上げて、海に入って、塩の味を感じる時。それと、周りの人や自然に愛されてサポートされているのを感じる時。自分が自分より大きなもの、無限な事の一部だって感じる時は最高な幸せを感じます。

Q:日本に何度も来ているとの事ですが?
P:日本が本当に大好きなんです! 6ヶ月の赤ちゃんの時から日本に連れて来て貰ってました。多くの優しくて素晴らしい日本人の方々に出会ったし、食べ物もとても素晴らしいです。新しい物を食べるのが好きで、その中でも特に納豆と梅干しは大のお気に入りです。公共の交通機関もレベルが高くて移動がとてもラクなのもいいですよね。日本の友達とサーフィンするのもとっても楽しいです!一番驚いているのは、日本の美しい自然です。昨年、成田からキャンピングカーで宮崎までサーフトリップした時も、素晴らしい場所をいくつも見つけました。特に和歌山の火山から湧き出ている天然温泉はリスト入りしたわ!

Q納豆好きとは、さすが親日家ですね。食で気をつけている事は何ですか? 
P:納豆大好き! 母は私と弟がベイビーの頃から私達をいろんな事にトライさせてくれたの。中でも納豆は大好物になってパックのままで食べるのよ。日本の友達にびっくりされるわ(笑) 私達の家族は、完全なベジタリアンではないのだけれど、お肉はあまり食べないようにしていて。 自分が食べる「食物」はどこから来ているかを考えるようにしていると、極力お肉を食べないようにする事は、地球にも身体にも良いという答えに繋がるわ。 

Q:サーフィン以外でやってみたい事はありますか? 
P:強くて、謙虚で、人に力を与えられる日本女性達の事を知りたいです。日本のティーンエイジャーの女の子達が「他人と同じであるべき」という枠にはまらなければいけないプレッシャーで精神的に病んでしまって、自ら命を絶つ行動をする事もあるという話しを聞いて、とても悲しくなりました。 だから、彼女たちが再び大自然と繋がって、自分自身を信じる事が出来るように勇気付けてあげたいです。

Q:最後にこれからサーフィンを始める方に一言ください
P: サーフィンは最高だし、波を捕まえる事は今まで経験したことのない素晴らしいフィーリングを感じれますよ。それを味わったらもう何度も何度も海に入ることになると思うわ(笑)  周りに環境が出来ていなければ、初めの1歩は難しいかもしれないけれど、その為には大胆になって新たな高みに挑戦して。居心地の良い所もいいけど、もし何かを変えたい気持ちがあって、そこから出ようって気持ちがあれば、あとは自然と行動と環境が伴ってくると思うの。少し努力が必要だけど、外に出て思いっきり人生を楽しんで。自然と一体になれば他の人が夢にみるような言葉では言い表せない静かでピースフルな気持ちになれるわ。それと、常に地球の事を考えて、私達に命を与えてくれる地球にできる限り優しくする事です。すべての生き物に優しくして、愛のある日常を送って、それを誰かと共有して、あなた自身がハッピーでいて欲しいです!

内面から美しく笑顔で輝くヒントは、その奥にある生き方の信念があってこそだと教えてくれたパチャ・ライト。彼女は海とともに生き、大自然、そして命あるものすべてを愛している。

From Sandy magazine #9
TRANSLATION: AKKO MATSUDA
TEXT: REINA SHIRASAKA
SPECIAL THANKS TO BILLABONG WOMENS JAPAN

BEACH CULTURE GUIDE 編集部

GREENROOM co. が送る、ビーチにまつわる旅・音楽・アート・ファッション情報を配信するウェブマガジン

< Prev Entry Next Entry >

Recomend

至福のリトリート旅…… ぴったりなホテルが奄美大島にあった!

BeachCulture 2019/02/19

コーヒーから漂うサンタクルーズ香り epi:2/2

BeachCulture 2019/02/16

ALLAH-LAS JAPAN LIVE 2019

BeachCulture 2019/02/15

GREENROOM FESTIVAL’19   第2弾出演アーティスト発表!!

BeachCulture 2019/02/15

これからは「環境に優しい」も考えなくちゃ。海好きのための優秀日焼け止め6選

BEAUTY 2019/02/13

もうすぐベストシーズン! サムイ島で訪れるべき素敵カフェは?

BeachCulture 2019/02/09

サンディエゴ・パシフィックビーチの魅力

BeachCulture 2019/02/06