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コーヒーから漂うサンタクルーズ香り epi:1/2

BeachCulture 2017/12/27

カリフォルニア・サンタクルーズ。1885年ハワイから伝わり、アメリカ本土で初めてサーフィンが始められた場所であることはサーファーなら知る所。土地名の認知度をあげた同名のスケートブランド「SANTA CRUZ」の発祥の地であり、大自然の産物である質の高い食文化と近代工業発展の最先端技術が共存している。海と都会のセンスが共存されている事、ストリートカルチャーを語る上で欠かせない地である事により、独創性溢れるアーティストも多く存在していてる。
2007年、そのサンタクルーズにスペシャリティコーヒーショップ「VERVE COFFEE ROASTERS(ヴァーヴコーヒーロースーターズ)」がオープンした。オーナーは、カリフォルニアベイサイドエリア出身でサーファーのRyan(ライアン・右) と Colby(コルビィ・左)の二人 。サンタクルーズ在住のアーティストが描いたアートが飾られた空間で、とことん拘り抜いた1杯のコーヒーは、まるでサンタクルーズのバックグランドそのままが凝縮されているかのようだ。
2016年4月に新宿に初出店し、 ( http://beachculture.net/2017/07/04/カリフォルニア発「ヴァーヴ-コーヒー-ロースター/) 、日本国内にもそのリップルはが到達された。スタイリッシュでいてリラックスな空間は、都内のビーチクリエイター達の憩い場となっている。そしてこの12月1日、国内屈指のサーフカルチャーの都「鎌倉」に2店舗目がオープンされた。オープニングレセプションで来日していた彼らにその想いをインタビューをさせて頂いた。

Q:まずサンタクルーズという地について教えてください。
Ryan(以下R):サーフィンやマウンテンバイクなどが出来る海と山の自然がのんびりとした風景と、シリコンバレーから30分という土地柄、最新テクロノロジーが存在している。リラックスな雰囲気とデザイン性の両方が楽しめるクールな街だね。
Colby(以下C):ストリートカルチャーが生まれながらに根付いていて、皆がサーフィンやスケートをやるのに理由なんていらない土地でもある (笑)  その都会的でファッショナブルなストリートレベルと、農園や自然のファームレベルの共存がサンタクルーズ的で、ヴァーヴコーヒーロースーターズにはそれが表現されているんだ。

 

Q:コーヒーフリークも頷らせる味へのこだわりは?
R:ハイクオリティである事、そしてデザイン的である事だね。特に豆への探究心は惜しまないよ。僕らは最高のグリーンビーンズ(生豆)を探す為に、多くのコーヒー農園に足を運んでいるんだ。

Q:テイスティングだと、すっきりながらコクのあるコーヒーと感じがしましたが、ポイントは?
R:焙煎の際に焼き過ぎていない事だね。コーヒーの深みを出す為にじっくりと時間をかけて焙煎している所が多いけど、僕たちのコーヒーは、敢えて浅く焼いている。それは豆本来の味わいを出したいからなんだ。そうすることでフレッシュで飲みやすく、その成分やアロマをリアルに感じることができる。

Q:なるほど。ごまかしが効かず、豆の味が重要になってきますね。
R:そう。だからそれぞれの豆の個性を大事にしているんだ。「ヴァーヴコーヒーに足を運べば自分好みの豆本来の味が探せる。」そんな場所にしたい。だからこれからもずっと豆を探し続けて行くつもりさ。



R:それに僕らはコーヒーに関わる全ての人をサポートするよう心掛けているんだ。農園、焙煎士、同時にそれは対価としてもあらわれ、高品質なコーヒー豆に対しては例外なく、フェアトレードで規定された最低料金以上を支払うことを徹底している。農家とダイレクトに関わることで各地域のローカルコミュニティーを活性化させている。
C:そう。農園と街を繋ぐことで、距離、言語、文化を超えたグローバルなコミュニケーションネットワークをクリエイトしているんだよ。

Q:ふたりがつくったZINEにはそれが表現されていますね。
R:僕らが自らフォトグラファーになり、その情景を撮影している。コーヒー農家たちに対して、彼らの仕事や技術、情熱がいかに大切であるかを丁寧に伝えたいからさ。

Q:コーヒー抽出の方法も面白いと伺ってますが?
R:そうだね、色々と研究している。最近ではビールサーバーを使ってみたりね。ビールサーバーから抽出したニトロを使用したアイスコーヒーを考えたんだ。微炭酸を感じるコーヒーなんて面白いでしょ?

Q:斬新な事も臆せず取り入れるところはサンタクルーズの近代的な部分を感じますね。サンタクルーズのサーファーとコーヒーの関係っていかがですか?
C:うーん、サンタクルーズはいつも海水が冷たいんだ。海上がりは冷えた身体を早く温める為にコーヒを飲むのは必然な事だね。コーヒーを飲む事が生活上全での「スイッチ」の意味をなしているとも言える。
R:朝起きてこれから始まる1日へ、海から陸へ、仕事から仕事へ…そう、リチュアル(行事や儀式)な事。当たり前というよりは、毎日それをやらないと、どこか気が済まないような、例えるとお祈りみたいな事だね。海やサーフィンと同じ存在で、僕らにとって心と身体に欠かせない事なんだ。

美味しく頂く手元のコーヒーは、数多くの人の手によって支えられ届けられていて、それはコーヒー農家、焙煎師、バリスタなど、その全員がヴァーヴのコーヒーをつくり上げるために不可欠な存在とも話す。
そんなにも志深くクリエイティヴィティ溢れるコーヒーを身近に触れられる機会が増えた事に感激だ。

次回は、オープンしたての鎌倉雪の下店をベースに、ヴァーヴコーヒーロースーターズのもう一つの魅力であるアーティな部分にズームしたい。


SPECIAL THANKS:VERVE COFFEE ROASTERS 鎌倉雪ノ下店
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-10-8 酒井ビル1F
URL:https://vervecoffee.jp

TEXT:REINA SHIRASAKA

BEACH CULTURE GUIDE 編集部

GREENROOM co. が送る、ビーチにまつわる旅・音楽・アート・ファッション情報を配信するウェブマガジン

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