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レディサーファーの星章 カシア・ミドー

BeachCulture 2017/10/19

スタイリッシュなライディング、自身が創るウェットスーツで魅せたセンス、その魅力から女性サーファーのキーパーソン的存在であるカシア・ミドー。
ロサンジェルスのダウンタウン郊外で生まれ育った生粋のカリフォルニアンである彼女にフォーカスした。

Q:まず、家族構成や生い立ちを教えてください。

K:ロサンゼルスのダウンタウンで生まれ育ったわ。ママは、他の生粋のカリフォルニアの人と同じようにメキシコ人。パパはイタリア人のハーフで、イギリスとフランスの血が入っているの。だから、私は半分がメキシコ人で、あとはいろいろミックスって感じね。家族構成は、そのパパとママ、下に弟と妹がいるわ。私は長女。妹は2歳半年下で、サーフィンはしないけど、ビーチが大好き。職業は弁護士よ。弟のトラヴィスは、9歳年下で、才能あるミュージシャンでもあり、スケートボーダーでもあり、ガールフレンドのミッキーといつもサーフィンをしているわ。バレー地区で育ったから、サーフ前にスケートボードでコンクリートの波に乗っていて。友達が車を持つようになってようやくビーチに行くことができて、ずっとサーフィンをしてたわ。パパもサーフィンをするから、毎週末パパと弟と一緒に波に乗ってたのよ。

Q:生粋のカリフォルニアガールなんですね。 一番最初に海に行った時のこと、最初にサーフィンをした日のことを覚えてる?

K: パパがサーファーだったのもあって、記憶のない小さな頃から両親にビーチに連れて行って貰ってたみたい。最初にサーフィンをしてグッドウェーブに乗った時の事はすごく覚えてる。14歳になったばかりの春で、コンチータというリンコンの南のビーチブレイクの海でだったわ。波はとても小さくて静かで、パパと私でアウトへ出て行くとセットが入り出したの。パパから「方向転換してできる限りパドルするんだ!」って言われてパドリングをしていたら、知らず知らずに波をキャッチしていて、立ち上がって…水の上をスムーズに飛んでるような感じだった。波に乗ってる時、透き通った水を通して海の底が見えたの。とっても素晴らしかった。今でも目を瞑るとあの感覚を思い出すわ…。

Q:それからサーフィンの虜になったわけですね。最近のフェイバリットスポットはどこですか?

K:リンコン、サラディータ、アヴェラナスね。前はマリブが大好きだったんだけど、今は駐車場に行くまでに2時間もかかるし、海の中もとても混雑しているの。それで2年前の夏に酷い怪我をして。人が沢山いて危ないからマリブにはあまり行かなくなったわ。

Q:カシアでも害される程人気ポイントなんですね。サーフィンする仲間はいる?

K:ええ。友達や仲間とサーフィンの魔法をシェアしてる。サーフィンを通して出逢った人は私の本当の家族の様でもあるの。そして、そんな奇跡のような特別な繋がりを美しい海で感じられる事に感謝してる。

Q:海やサーフィンは貴方に何をくれますか?

K:海は私達に生命をくれるわ。人、そして海に住んでいる生物に生命を与えてくれる。遊べる波も与えてくれて、海の中を彷徨うという、とっても素晴らしい出来事もくれる。海を超えれば様々な場所に行けて、世界を見る事ができるわ。それに海そのもの自体が世界よ。海には多大なる愛と感謝の気持ちを感じている。だから、私はビーチクリーンナップもやるし、海や河川を守る事への人々の意識を高める努力をしているの。サーフィンを始める前は、生命についてあまりよく考えていなかった。だけど、サーフィンのおかげで多くの事に感謝の気持ちを持つようになったし、世界中の人とその気持ちをシェアする目的と機会を与えてくれたわ。

Q: カシアが海に愛されているのが良く解る答えですね。あなたがプロデュースしたウェットスーツKASSIA+SURF のデザインは、グラデーションやカラーリングがとても素敵ですが、それも海からヒントを頂いてるのですか?

K:最初のコレクションは宇宙からインスピレーションしたタイダパターンになるわ。テーマは”Cosmic tie-dye”。サーフキャンプの夜の海で星を見上げて感じたの。私達は星から生まれていて、月が潮の干満を司っているから。

Q:今年できた2回目のコレクションは?

K:洞窟の壁画と山からインスパイアされていて、”Of Earth”がテーマ。洞窟は元来、海中にあったものだから。

Q:両コレクションとも、サーファーならではの目線や感覚が活かされたデザインなんですね。

K:そうね。特にセカンドコレクションは、石油をベースにしたネオプレン(合成ゴム素材)ではなく、自然環境に配慮した石灰岩がベースのネオプレンを使用しているの。地球から創られた素材だから、惑星全体に良い物ものということよ。

 

Q:では最後に、これからサーフィンをする日本の女性にアドバイスをください。

K:外に出て楽しい時間を過ごして。上手くなくてもいいの。楽しい時間を過ごすことが大切。サーフィンを始めたい友達を何人か連れて、基本を習える2-5daysのサーフレッスンを受けるといいわ。一緒に少しずつ覚えて行くの。自分の力でサーフィンが出来る様になったら、すぐに楽しくなるわ。そして、その先もいつまでも楽しんで。 自分のハートに従えば間違えはない。 頭ではなく、ハートで感じて。

Your heart will always lead you in the right direction,
drop out of your head and into your hearts.

海との出会いは必然のように感じるカシア・ミドー。ただスタイリッシュなだけでなく、その美しいスピリッツに魅了される。
海やサーフィンを通して、自身が感じ取った大切な事を世界に広げるべく、彼女はこれからも永遠と波に乗りつづけるだろう。

Quote From Sandy magazine #7
TRANSLATION: AKKO MATSUDA
TEXT: REINA SHIRASAKA

BEACH CULTURE GUIDE 編集部

GREENROOM co. が送る、ビーチにまつわる旅・音楽・アート・ファッション情報を配信するウェブマガジン

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